top of page

2025年12月8日

山梨県視覚障害者福祉協会主催

「音声コード・耳で聴くハザードマップ講習会」を実施しました


2025年12月7日、一般社団法人 山梨県視覚障害者福祉協会(就労生活部)は、防災情報のアクセシビリティ向上を目的とした「音声コード Uni-Voice」および「耳で聴くハザードマップ」の講習会を開催しました。

 

当日は、視覚障害当事者、支援者、県議会議員、市議会議員、山梨県職員など、約40名が参加。自治体関係者と当事者が同じ場で学び合う、非常に意義深い研修となりました。

 

■ 講習内容

講習会では、まず印刷物に音声情報を付与する「音声コード(Uni-Voice)」作成方法とスマートフォンアプリ「Uni-Voice Blind」を用いた音声読み上げの仕組みが紹介され、参加者は実際に自分の端末で読み取る体験を通じて、印刷物・通知文書等の新たな可能性を実感しました。

続いて、視覚障害者が地形・河川・避難経路・災害リスクなどを音声で把握できる「耳で聴くハザードマップ」 の活用方法が解説されました。近年の豪雨災害や地震を踏まえ、事前の危険認知をいかに保障するかが大きなテーマとして共有されました。

 

■ 当事者から寄せられた声

参加した視覚障害当事者からは、次のような強い要望が寄せられました。

  • Uni-Voice Blind アプリは多機能で、必要な防災情報が1つのアプリで得られるため、早期導入を望む。

  • 視覚障害者のスマートフォン操作の困難は山梨県に限らず 全国的な課題である。

  • 自治体ごとに異なる操作方法では混乱が生じるため、全国共通のオペレーションで防災情報にアクセスできる仕組みが必要。

  • 地域を移動しても同じアプリで情報が得られる 共通プラットフォームに山梨県も参加してほしい。

これらの意見から、視覚障害者にとって防災情報の統一化は極めて重要であり、アクセシブルな情報提供を全国規模で整備する必要性が再確認されました。

 

■ 今後に向けて

当協会では、視覚障害者が安心して地域で暮らせる環境づくりのため、自治体・福祉団体・防災関係者と連携しながら、防災・ICT・生活支援分野の研修を継続して実施してまいります。


■ 開催概要

主催: 一般社団法人 山梨県視覚障害者福祉協会 就労生活部日時: 令和7年12月7日(日) 13時〜15時

会場: やまなし地域づくり交流センター 4階大会議室(甲府市丸の内2-35-1)

講師: 特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会



ree

〈写真〉講習会の様子。視覚障害当事者、支援者、県議・市議、県職員など多様な参加者が集まり、防災情報のアクセシビリティについて学びました。


bottom of page