福岡市長 高島 宗一郎 殿への表敬訪問をおこないました

「二つの新たなサービスへの取り組みについて報告」

 2022年12月12日　特定非営利活動法人　日本視覚障がい情報普及支援協会　理事長　能登谷　和則　他2名にて福岡市長　高島宗一郎殿への表敬訪問をおこないました。その際、当協会より「二つの新たなサービスへの取り組みについて報告を致しました。

出典：YouTube: 福岡チャンネル　by Fukuoka city より画像抜粋　

「二つの新たなサービスの取り組みについての報告」

１．印刷物の音声コードへの取り組みを促進するための新たなサービスの開始

音声コードUni-Voice作成ソフトJAVIS APPLIを福岡市のみに活動拠点を有する民間事業者様への無償提供を本日2022年12月12日付けにてサービスの開始をおこないます。

日常生活における印刷物、例えば、病院における診察結果、薬局などの医薬情報、保険業務においては保険加入契約、医療事項の説明書ならびに源泉のお知らせ票、電気・ガスの検針票、料金明細書、文化・芸術のご案内、これら全ての印刷物へ音声コードの利用への取り組みを促進するためのものです。

（補足）　

　■公共団体（国、自治体）、また非営利での活動をおこなう団体（非営利活動法人など）ならびに公益を目的とした団体（公益財団法人など）への「JAVIS APPLI」の提供は無償にておこなっています。

　■音声コードUni-Voiceの採用事例については、当協会と提携をおこなっていますUni-Voice事業企画株式会社のホームページにて掲載されています。

2．福岡市Webサイトの「耳で聴くWebサイト版」の開設サービスについて

これからのデジタル社会においては、視覚障がい者にとってWebサイトを閲覧することは重要な要素になってきており、スマートフォンを使ってWebサイトを閲覧することは、まだまだ課題があります。

この度、福岡市のWEBサイトにおける　「新着のお知らせ」、「市政だより」を既存のWebサイトと同期し、「耳で聴く」Webサイト形式のWebサイトを作成するシステムを開発しました。このシステムを使って地域の新着情報と視覚障害者向けのWEBサイトを本日2022年12月12日付けにて公開を開始します。

●このサービスは、スマートフォン音声コード読み上げアプリUni-Voice Blindアプリに実装することにより、印刷物の読み上げ、Webサイトの音声化がひとつのアプリで実現することができます。

これらの仕組みは、視覚障がい者でスマートフォンに不慣れな方々、高齢者でスマートフォンに不慣れな方々、そうした方々に行政情報を簡単な操作で提供できるようになります。

　福岡市をはじめ、全国の自治体様においては、このような仕組みを広く普及するための周知等、ご支援を賜りますようお願いを申し上げます。

（補足）　

■福岡市のWebサイトにおける　「新着のお知らせ」、「市政だより」の「耳で聴くWebサイト」の形式のWebサイトは、以下のサイトで公開されています。

https://fukuoka-city.uni-voice.biz/

（参考情報）

■YouTube: 福岡チャンネル　by Fukuoka city :https://www.youtube.com/watch?v=Xmrh4uXTFRY

■JAVIS APPLI掲載Webページについて：https://www.javis.jp/java-appli

■Uni-Voice事業企画（株）ホームページ：　https://www.uni-voice.co.jp

■Uni-Voiceの採用事例掲載Webページ：　https://www.uni-voice.co.jp/uni-voice%E6%8E%A1%E7%94%A8%E4%BA%8B%E4%BE%8B

■Uni-Voice Blindアプリ:https://www.javis.jp

※記載された内容は発表日現在のものであり、その後予告なしに変更されることがあります。

本ニュースリリースに関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会

TEL 03-5579-2796

Email: info@javis.jp